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薬剤師一口メモ 2020/03/21

脱水症と経口補水液

薬剤師.jpgのサムネール画像 私たちの体では、体の中に入ってくる水分量と外へ出ていく水分量が一定に保たれることで体液のバランスが維持されますが、これが崩れると脱水症が起こります。体調不良などで飲んだり食べたりできない時や、下痢や嘔吐などの場合に起こりやすいです。

 脱水症の症状は、軽度ではめまいやふらつき、中等度では頭痛や悪心、重度では意識障害やけいれんがおきます。重度になると、医療機関を受診して点滴を受ける必要があります。軽度から中等度の脱水症では、OS-1等の経口補水液を飲むことで改善する場合があります。

 経口補水液は、点滴を受けるのと同じぐらいの水分とミネラルを補う効果があります。スポーツドリンクとの違いは、糖分が少なく、ナトリウムやカリウム等のミネラルが多く含まれています。あわてて一度に飲まずに少しずつ時間をかけて飲みます。注意しないといけないことは、何らかの理由で塩分の摂取制限のある人は、医師・薬剤師に相談しましょう。

あおぞら薬局淡路店
(健康の友20203月号)