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薬剤師一口メモ 2008/02/02

寒い季節はご用心

冬は心筋梗塞、脳卒中などの生死にかかわる病気が一年で最も発症しやすい時期だといわれています。これらの病気はどちらも突然血管が血栓でつまることが原因です。動脈硬化によるドロドロの血液は、急激な血圧の上昇で血管がつまりやすくなります。気温が低いと血管が収縮するので血圧は上がりやすくなり、暖かい所から急に寒い所に出ると血圧は一気にあがってしまいます。また、睡眠中や入浴中は体内の水分が減少して、血液はドロドロの状態です。暖かい布団やお風呂の中でドロドロになった血液は、急に外に出ることで一気に血圧が上がって血管がつまってしまうのです。寒い冬の一日のなかでも温度変化の激しい睡眠中や入浴中は特に危険です。予防としては睡眠前や入浴前にコップ一杯のお水を飲んで血がドロドロにならないようにしたり、急に寒い所に出るときは重ね着をしたり、前もって部屋を暖めておくことが効果的です。