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薬剤師一口メモ 2013/05/09

紫外線対策~日焼け止めクリーム~

 5~7月は一年で最も紫外線の強い季節です。紫外線を多量に浴びると、シミや乾燥といった肌表面のトラブルや、しわたるみなどの肌の老化を早める原因となります。紫外線の中で日焼けの原因となるのはUV-AとUV-Bです(UV:紫外線)。UV-Aは皮膚の奥深くに入り込んで肌の老化を引き起こし、UV-Bは肌に炎症をおこし色素沈着の原因になります。

 日焼け止めクリームには紫外線を吸収する吸収剤や反射する散乱剤が含まれます。吸収剤のほうが効果は高く、散乱剤のほうが肌に優しいのが特徴です。また、UV-Bを防ぐSPF値とUV-A防止の目安となるPA分類をチェックしましょう。SPFは数字が大きくなるほど効果も高くなり50+が最高で、PAはPA+、PA++、PA+++の三段階で表され、効果が高いほど+が多くなります。日常生活でのちょっとした外出ならば「SPF30、PA+」、炎天下のレジャーなら「SPF50+、PA+++」のように状況によって使い分けることも重要です。

 帽子やサングラスなども活用して紫外線対策を心がけましょう。