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薬剤師一口メモ 2021/09/10

脂質異常症とは

 脂質異常症とは、血液中にふくまれるコレステロールや中性脂肪(トリグリセライド)などの脂質が、一定の基準よりも多い状態のこといいます。近年の研究で一概にコレステロール値が高いことだけが問題とはいえなくなってきたため、脂質異常症と呼ぶようになりました。

 血液中に余分な脂質が多くなると、血液がドロドロになり動脈硬化を起こしやすくなります。脂質異常症ではほとんど自覚症状はありません。そのため気づくのが遅れ、ある日とつぜん脳卒中や心筋梗塞などの発作におそわれる可能性があります。

 動脈硬化を起こさないためにも、まずは食事療法、標準体重の維持、禁煙、運動療法といった生活習慣の改善から始めましょう。

 生活習慣の改善をしても、脂質異常症が改善しない場合は内服薬での治療が必要になってきます。放置せずに早めに受診して医師の指導を受けることが大切です。

 

 

あおば薬局 薬剤師 渡辺
(「みんなの健康」第372号 掲載)