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薬剤師一口メモ 2011/02/01

感染症に使用するくすり

感染症は細菌等が体に入り増殖することで生体の機能に障害を与え、免疫反応を引き起こす状態を言います。この原因は細菌・真菌・ウイルスによるものが主です。これらの増殖を抑え感染症を治療する薬に抗菌薬、抗真菌薬、抗ウイルス薬があります。これらの薬には様々な種類があり、原因菌の種類によって使用する薬が変わります。
 効果的に使用するためには、血液中で濃度を保ち菌が発育しない環境を作るため決められた時間・服用回数を守り、菌の作用が弱まる日数(処方日数)をきちんと服用することが大切です。適切に服薬しなければ、効果が期待できないだけではなく耐性菌発生の原因にもなります。
 ただし、人によってはひどい下痢や湿疹等の皮膚症状、気分不良といった副作用が起こる事があります。異変を感じた時は医師・薬剤師に相談しましょう。また飲食物・健康食品・薬の併用等で効果が弱まることもありますので、気になる事は薬剤師にご質問下さい。