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薬剤師一口メモ 2021/08/13

配合剤のメリット・デメリット

 「配合剤」は、2005年に販売が認められて以降、どんどん種類が増えてきました。「配合剤」とは、複数の薬効成分をまとめて一つの錠剤へ成形したタイプのお薬のことです。

 現在では、二種類の降圧剤をまとめたものや、降圧剤 +脂質異常症治療剤等そもそも異なる薬効成分をまとめたもの、血液をサラサラにする抗血小板薬に胃を保護する成分を加えたもの、抗菌剤に細菌が耐性化するのを防ぐ成分を加えたもの、内服以外にも吸入薬や点眼薬でも配合剤があります。

 メリットとしては、一種類の錠剤を服用することで二種類以上の薬を服用したのと同じ効果が得られますので、患者さんにとっては服用が1回で済む事や、二種類の薬を服用するより費用が安いこと等があげられます。

 デメリットとしては、お薬の特性上、半分に割ったり、粉砕して服用することができなかったり、お薬の減量や増量の微調整が難しかったり、万が一副作用が発生した場合、原因の特定が困難になったりすることがあげられます。他に、配合剤と気付かずに同じような効果の薬を重複して服用してしまう可能性も否定できません。

 改めていま一度、ご自身が服用しているお薬の中に「配合剤」があるか無いかを確認してみてはいかがでしょうか。お薬手帳か「お薬のしおり」を見て頂ければすぐに分かります。

 

 

 

そよかぜ薬局 管理薬剤師 井塚 めぐみ(健康の友2021年8月号)