11月11日～12日に東京で開催された「第8回J-HPHカンファレンス2023」に参加してきました。メインテーマは「Well-being（幸福）な社会に貢献するヘルスプロモーション～持続可能で公正な社会を目指して～」です。「Well-being（幸福）な社会」とは、生態系の限界を超えることなく、将来の世代にも公正な健康が提供される社会のことで、WHOは「Well-beingのためのジュネーブ憲章（2021年）」を提起しました。

健康を維持するためには、周りを取り巻く地球環境も健康でなければならず、急激に進んでいる気候変動は無視できない事象になってきています。今後も温暖化による地球の気温上昇は避けることが出来ず、それによる感染症の増加や自然災害により住んでいる地域がなくなる人が出てくることが予想されます。また今回のカンファレンスでは日本のエネルギー問題や原発稼働の現状などについても触れられていました。今回のカンファレンスに参加し、人も地球も健康に生きることが出来る仕組みづくりを地球全体で考えていかなければならないと感じました。

-HPHとは-
Health Promoting Hospitals & Health Servicesの略で、ヘルスプロモーションを実践するためにWHO（世界保健機関）が開始した国際的なネットワーク。日本でのHPHネットワークはJ-HPHと呼ぶ。大阪ファルマプランのあおぞら薬局は日本で初めてHPHに加盟した薬局です。

あおぞら薬局