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今日の出来事! 2024/06/21

小学校の先生対象に食物アレルギー研修会を行いました

学校薬剤師の活動として、小学校の先生向けに「食物アレルギー研修会」を行い、アナフィラキシーショックの予防に使用するエピペン®注射の使用を想定したロールプレイを行いました。

 

最近、学校の給食で食物アレルギーを起こし救急搬送とのニュースを目にすることがあります。保護者は入学前にアレルギーの確認表を提出しますし、学校の先生たちも細心の注意を払っていますが、どんなに注意していても食物アレルギーやアナフィラキシー症状が発現してしまう可能性はゼロにはなりません。不測の事態に備えて、正しい知識と対処法を知っておき、迅速に対応できるように指導することは学校薬剤師として大切な仕事です。

 

ロールプレイでは、エピペン®対象児童がアレルギーを発症したと仮定して、アナフィラキシー補助治療薬のエピペン®の使用練習、先生方の連携の確認、救急車を呼ぶ等のシュミレーションをして再確認しました。注射薬エピペンを使用することでアナフィラキシーショックの進行を一時的に緩和できるようになります。注射を打つ人は児童でも先生でも誰でもいいので、とにかくアナフィラキシーの症状がでたら“速やかに”打ちます。この“速やかに”を実践するために、アレルギーについての知識や、エピペンの使い方をシュミレーションしておくことが必要です。

 

– 学校薬剤師とは –
学校保健に携わり、学校の施設設備の管理、指導を行うことによって子どもたちの快適な教育環境を守っています。また、くすり教育や薬物乱用防止等についても指導、助言を行っています。学校薬剤師は、幼稚園から高等学校までの全ての学校に必ず任命されなければならないことが学校保健安全法で定められています。現在大阪ファルマプランには10名の薬剤師が「学校薬剤師」として活動しています。

 

そよかぜ薬局