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今日の出来事! 2013/08/30

東京での薬害根絶デーに参加してきました

薬害根絶デーとは、厚労省の前庭に薬害根絶を誓う碑が建立された日(8月24日)を記念して、毎年同じ日に厚労省前での薬害根絶のための取り組みが行われています。
今年は24日が土曜日のため、前日の23日に開催されました。あおぞら薬局からは社長と2年目薬剤師と1年目薬剤師の3名が参加しました。
23日の午前中は厚労省前でリレートーク、午後1時からは薬被連の方が碑の前で厚労大臣に要請文を渡されました。今年は事情があるにせよ、田村厚労大臣が欠席され、誠に残念でした。
その後、いくつかの会場に分かれてワークショップが持たれ、薬害肝炎やヤコブなどの被害者や家族からの薬害の実相を学びました。今年は初めてタミフル薬害と子宮頸がんワクチン被害者の分科会も設けられました。そして、全大会で実行委員会から行動定期を受けた後、有楽町のマリオン前で宣伝行動に取り組みました。
夜は全国から参加した民医連の薬剤師による交流会が持たれました。
翌日は民医連のつどいがあり、サリドマイド被害者の増山さんのお話をお聞きし、各地の取り組み交流がされました。
                                               廣田憲威

参加者の感想を紹介します。

2013年8月23日~24日に東京で開催された薬害根絶デーに参加して、新薬が発売された時に有効性・安全性に対する正しい評価ができていないと多くの人たちに被害が出る可能性があり、薬剤師として働いていく上で様々な情報に目を向けていくことが大切だと感じました。
また、今回、被害者の方たちから聞いて学んだことを周りに伝えることで、二度と同じような被害を出さないようにしたいと思いました。
                                         2年目薬剤師

夢の新薬、ワクチンで癌が予防できる。そのような宣伝文句で薬と薬害は拡がっていきました。被害者の方も因果関係を証明することが難しいと訴えていました。今回参加してみて、その大変さの一部を知ることができました。
街頭でのうちわ配りでは、素通りされる方も多く、これが世間なんだなと思いましたが、たとえ受け取ってもらえなくても、声は届いているはずだから多くの人に少しだけ伝えられたのではないかと思いました。
                                         1年目薬剤師

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