一般社団法人 大阪ファルマプラン 民医連

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今日の出来事! 2020/12/22

大阪ファルマプラン副作用員会 今年最後の部会です。

 副作用委員会は「同じ医薬品で同じ患者に同じ副作用を起こさない」よう、安全で有効な薬物療法の推進を目的に活動しています。副作用を収集し、集めた事例を委員会で検討・評価し、各薬局に情報を発信することはもちろん、PMDA(独立行政法人医薬品医療機器総合機構)や全日本民医連の副作用モニターへの報告も行っています。薬剤師による副作用の情報収集・報告は非常に重要で、適正な薬物療法の確立に結び付いています。その他、法人内学習会(部会・研修会)の開催、学会発表も定期的に行っています。

 

 12月10日(木)は2020年最後の部会でした。担当は副作用委員会です。参加は10名。職員の他に実務実習中の薬学生も参加しました。

 

 

←いつもは集合して行いますが、今回はZOOMにてグループワークをすることに…

 

 初めに活動報告と重篤副作用疾患別マニュアルから2例症例を紹介して、グループワークをしました。受診日ごとにロールプレイ形式で患者役のチューターに服薬指導行い、被疑薬・副作用名を全日本民医連の副作用モニター報告用紙に記入していきます。薬剤師としての留意ポイントとして、副作用を常に疑いつつ、投与量・相互作用の問題など他に原因がなかったかを確認します。検査値の他に、薬物性肝障害ワークショップのスコアリングなども用い、客観的データを使っての評価も行いました。

 

 

      

 

 学生中心の初級者向け「空咳」と、薬剤師ばかりの上級者向け「肝障害」で最後に副作用報告という形で発表しました。ZOOMのブレイクルームでのグループワークで相談などがしにくいことが難点ですが、肝障害のスコアリングなど、見たことがないという人も多かったので、紹介できたことは良かったかと思います。

 

 来年も変わらず、安全・安心につながるよう活動をすすめていきます。

 

 

副作用委員会