患者様・そのご家族様へ
在宅訪問とは、薬剤師が、患者様のご自宅や施設に伺い、在宅での療養をサポートします。
薬の供給・薬物療養の支援はもちろん、生活状況を見ながら、医療・介護のスタッフと連携し患者様だけでなくご家族のサポートも行っています。
こんな方が在宅訪問を受けられます
- ご自宅や各種高齢者施設で訪問診療を受けておられる方
- 通院が困難な方
※医師の訪問指示が必要になります。
訪問までの流れ
- Step1
- まずは医師・薬剤師・ケアマネージャーへ相談
- Step2
- 医師から薬剤師に在宅訪問の指示
- Step3
- 処方箋に基づいて薬を準備
- Step4
- 訪問
- Step5
- 医師・ケアマネージャーへの報告書を作成
ご利用料金
薬代とは別に1回の訪問毎に費用が発生します。
1回の料金
- 介護保険を
ご利用の方
※1割負担の場合 - 単一建物居住者1人:518円
単一建物居住者2~9人:379円
上記以外の方:342円
- 医療保険を
ご利用の方
※1割負担の場合 - 単一建物居住者1人:650円
単一建物居住者2~9人:320円
上記以外の方:290円
負担割合により料金が異なります。
- 麻薬の管理が必要な方は、上記料金に100円(1割負担の場合)が加算されます。
- 公費の補助がある場合は無料になる場合があります。
在宅訪問でできること
- 薬の管理
- お薬をご自宅にお届けし、服用方法や注意事項など詳しくご説明します。また残薬の確認・調整も必要に応じて行います。
- 薬や病気についての相談
- 薬のことで何か困ったことがあればすぐに対応いたします。飲み方がわからないや、錠剤が大きすぎて飲みにくいなど、相談内容によっては医師に報告して処方の変更の提案などをいたします。その他、病気のことや食事などの生活面についてもお気軽にご相談ください。
- 飲みやすい方法の提案
- お薬カレンダーへのセットや残薬の確認、飲み方や管理方法のアドバイスなど、薬剤師がご自宅に伺って一人ひとりにあった管理方法をご提案いたします。また普段飲んでいるサプリメントや常備薬などの飲み合わせの確認も行います。
- 医師・ケアマネージャーへの情報提供
- 訪問の度に、医師・ケアマネージャーへの報告書を作成、薬が残っている、飲みすぎてしまった、薬が効きすぎている、症状の改善がみられるなど報告します。
医療従事者の方へ
大阪ファルマプランでは、すべての薬局で在宅訪問を行っています。
服薬コンプライアンス、効果の確認、副作用のチェックを中心に、食事摂取、尿・便のコントロール、睡眠状態などの状態を聞きながら、患者様が在宅で安心して薬物治療を受け、療養できるように支援しています。
訪問実績・経験は豊富
設立当初から在宅訪問に積極的に関わり、法人全体で毎月約560件の在宅訪問を行っています。「断らない在宅」を掲げ、個人在宅を中心に他職種とコミュニケーションを取り在宅で安心して過ごせるようサポートしています。
大阪ファルマプランでは以下の設備・サービスを実施しています
- 無菌調剤室を完備(あおぞら薬局、他店では共同利用で対応)
- 在宅患者様への無菌調剤対応も行っています。また、実務実習生も保険薬局で無菌調製の実習ができることはもちろん、卒業後も大学で学んだ知識・技術をすぐに活かすことができます。
- 在宅コーディーネーターを配備
- 医療機関との連絡会議への参加や退院される患者様との連絡・調整だけでなく、患者様の居住地域に近い法人の他薬局への振り分けなども行います。また、HPN(在宅中心静脈栄養法)が必要な患者様の医療材料や物品の選定もしています。
- 緩和ケアのために、PCAポンプレンタル事業をしています
- 緩和ケアに必要な薬剤とポンプを供給するために、下記のPCAポンプレンタル事業を展開しています。医療機関と契約を結び、切れ目のない緩和ケアをしています。
- 【取扱いPCAポンプ】
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- クーデックエイミーPCA®(大研医機)
- レンタル料が別途かかります。詳しくはお問い合わせください。