薬剤師一口メモ
2008/10/01
かかりつけ薬局をもちましょう
近年、医師が患者さんの治療に必要な薬の名前や使用方法を書いた処方せんを発行し、患者さんがその処方せんを街の薬局に持っていき、薬局の薬剤師が調剤して薬をお渡しすることが多くなりました。これを「医薬分業」といいます。医師と薬剤師調剤という2人の専門家が二重に確認することにより、薬の安全性が高まります。
調剤を受ける薬局は、患者さんが自由に選ぶことができます。自宅近くやいつも行く診療所の近くの薬局など、自分が一番気軽に相談でき、また信頼できる薬局を「かかりつけ薬局」に決めましょう。どこのお医者さんにかかっても、1カ所の薬局で調剤を受けることが大切です。「かかりつけ薬局」では、あなたの体質、薬によるアレルギー、現在服用中の薬などをお尋ねし、処方された薬とともに「薬歴」に記録して、あなたへの薬についての説明や相談に役立てています。