薬剤師一口メモ
2017/02/16
冬の感染症と市販薬での注意点!
冬の感染症といえば定番の風邪、インフルエンザがあります。その他、ロタウイルス、ノロウイルスなど感染症も流行っています。まず、インフルエンザ感染時に飲んではいけない成分が市販薬の解熱鎮痛剤の中にあります。誤って服用するとインフルエンザ脳症などの副作用の原因となることがあります。
また、急性胃腸炎などによる下痢に下痢止めを使用すると、病原菌もしくはウイルスを腸内に溜まらせることになります。下痢は止めない方が良い場合もあります。脱水にならない様に水分補給に努めることが大切です。冬の感染症が疑わしい体調不良時は早めに受診し、適切なお薬を飲むことをお勧めします。常にうがい、手洗いと十分な睡眠と水分摂取、そしてバランスの良い食事で免疫力低下を防ぎ体調を整えるようにしましょう。
これから季節変わり目も迎えさらに免疫力低下につながりますので油断せず体調管理に励んでください。