秋になり美味しいものが沢山お店に並んで嬉し反面、食べ過ぎには注意したい季節ですね。

さて、食後の血糖値が上りにくいとされている食べ方を御存じでしょうか?

この考え方は糖尿病と診断された方への食事摂取に関する研究の中で知られるようになりました。まずはサラダやきのこ・こんにゃくなどの野菜類、次に肉・魚などのタンパク質、最後にお米や麺類・果物を食べるようにします。

これらの理由としては、血糖上昇に対する消化に関する臓器の動きや消化液の分泌など、からだの準備が整うこと、そして野菜類に含まれる食物繊維が消化や吸収のスピードを落としてくれること、さらに肉や魚に含まれるタンパク質や脂質が血糖値を適切な範囲内に保つ働きをするインス リン分泌を促すからとわかっています。

同じメニューでも食べる順番1つで血糖値の急激な上昇が防げるとしたらいかがでしょうか?今日から少し食べる順番を見直してみませんか?

あおば薬局
(みんなの健康第384号)