薬剤師一口メモ
2011/04/01
アトピー性皮膚炎でのステロイド軟膏の使い方
炎症を抑えるために、ステロイド外用薬が使われています。アトピーの皮膚症状を改善する薬です。飲み薬のような全身的な副作用(感染症にかかりやすくなるなど)は少ないですが、皮膚が赤くなる、薄くなるなどの副作用は使用期間が長くなるにつれて起こりやすくなります。
しかし副作用を心配して、使わないのはよくありません。皮膚炎が悪化しないように適切な塗り薬で皮膚の状態を早めに良くすることが治療の近道です。抗炎症作用の強弱により5段階に分類され、皮疹の状態、部位、年齢に応じて選択されます。
決められた使用部位、回数、量を守ることが大切です。量の目安は人差し指の先端から、第1関節までの軟膏を出すと成人の手のひら2個分の面積で、指先などで強くすり込まず、優しく、軽く撫で、うっすらと光る程度に塗り広げます。赤みが取れても指でつまんで硬いところは、まだ中で炎症が治まっていないので、やわらかくなるまで塗り続けます。
しかし副作用を心配して、使わないのはよくありません。皮膚炎が悪化しないように適切な塗り薬で皮膚の状態を早めに良くすることが治療の近道です。抗炎症作用の強弱により5段階に分類され、皮疹の状態、部位、年齢に応じて選択されます。
決められた使用部位、回数、量を守ることが大切です。量の目安は人差し指の先端から、第1関節までの軟膏を出すと成人の手のひら2個分の面積で、指先などで強くすり込まず、優しく、軽く撫で、うっすらと光る程度に塗り広げます。赤みが取れても指でつまんで硬いところは、まだ中で炎症が治まっていないので、やわらかくなるまで塗り続けます。