副作用委員会では毎年12月に、職員向けの学習会を開催しています。今年は2部制で日本医薬品安全性学会と日本薬剤師会学術大会で発表した内容の報告会、続いて副作用報告の書き方の講習会を実施しました。

学会報告では、新しい薬がどんどん使われるようになれば、それに伴った副作用も増えるため、薬剤師として今注意すべきトレンドを学習しました。また、副作用にもAI技術が活用されつつあり、今まで蓄積された副作用データから予想される未知の副作用や、薬を複数飲むことで起きやすくなる副作用も積極的に考えることができるようになる！といった未来を見据えた報告も紹介しました。

副作用報告の書き方の講習会では、書き方のポイントなどを学習しました。薬局で相談を受ける副作用を正確に評価して報告するべく、日々研鑽しています。

物事に陰と陽があるごとく、薬の副作用はどうしても存在します。処方されたお薬や市販薬などを服用していて、なにか体調に異変が生じたりしたときは、どんなことでも私達にご相談ください。

副作用委員会