今日の出来事!
2021/03/10
老健施設職員向け 保湿剤の学習会を開催しました
2月22日(月)に西淀川区の老人保健施設「よどの里」のじょくそう委員会の依頼で職員向けに保湿剤の学習会を開催しました。講師を務めたのは2年目の薬剤師です。
じょくそうは出来てから治すにはとても時間がかかり大変です。いかにじょくそうをつくらないようにするか、予防の視点でみていくことが大切になります。そこで予防の一つであるスキンケアの一つ、保湿についての学習会を行いました。
「安くて使える保湿剤は何があるのか」をテーマに、いろいろな種類を紹介しました。軟膏やクリームなどの薬の剤型による使用感の違い、使い分けや、薬の成分の特徴、薬価も交えながら紹介しました。最後に使用量の目安と塗り方のポイントを解説して終了です。
入所されている方をサポートしている職員のケアの助けに少しでもなっていれば、と思います。
―じょくそう(褥瘡)とは―
寝たきりなどによって、体重で圧迫されているところの血流が
悪くなったり滞ることで、皮膚の一部が赤くなったり、ただれ
たり、傷ができてしまう状態のこと。一般的に「床ずれ」とい
われている。
そよかぜ薬局