ピーティーピー包装について

 毎日3回、4回と薬を飲む方も多いと思います。1枚の台紙に並んでいる薬をカバーしているフィルム包装のことを、わが国ではPTP包装と言います。(Press Through Package の略)

 その目的は、①薬の形状を保つため、②湿気を防ぐため、③光に弱い薬は遮光するためです。

 しかし、近年もっと進んだPTPも開発されています。薬の中には製造後の時間経過とともに、微量のガスを発生し、パッケージ内に充満したそのにおいが不快に感じられることもあります。このような薬のために、においの成分だけを吸着するフィルムを使ったPTPです。PTPそのものに脱酸素効果をもったものもあります。このようなPTPを使えば、脱臭剤や脱酸素剤を別に入れる必要がなくなり、保管が楽になり、誤飲の心配もなくなります。

 いずれにしても薬は、飲む直前にフィルム包装から出して、ベストな状態で服用してください。

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もえぎ薬局 上野 ひとみ(健康の友20199月号)

Date : 2019年9月10日 11:29 |Category :薬剤師一口メモ |ページのトップへ

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