あせも(汗疹)について

 少し暑さも落ち着いてきて時期外れになってしまいましたが、特に今年は通勤・通学のたびに汗をかいて、わきや背中にあせもができてしまった方も少なくないと思います。

 あせもの原因は、皮膚にホコリが付着するなど、汗を分泌する汗腺が詰まり、汗が体の外に排出されにくくなります。つまり、汗を出したくても出せなくなり、汗が皮膚の中にたまってしまうことが原因で皮膚周辺の組織に、小さな水疱が多発します。

 治療は、肌のほてりや炎症をしずめる目的でカラミンローション、他にステロイド剤や、細菌感染がある場合は抗菌薬、痒みが強い場合は抗ヒスタミン薬があります。小児に限らず寝たきりの高齢者にも起こり、こまめに拭くかシャワーを浴びるなど、皮膚を清潔に保ち細菌感染の予防をしましょう。かゆみを我慢できずにかいてしまうと、そこから細菌に感染したりすることもあるので、かゆみが強いときや、なかなか炎症がひかないようなときは、主治医か皮膚科で診察を受けましょう。

Date : 2013年8月31日 16:31 |Category :薬剤師一口メモ |ページのトップへ

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