尿酸値が高いらしいけど?
尿酸は食品に含まれるプリン体から作られるものが20%、あとの80%は体内で作られるエネルギーの燃えかすと遺伝子が分解されるときの老廃物です。血液検査で尿酸値が7.0㎎/㎗以上なら高尿酸血症と言われます。尿酸値が高ければ痛風になりやすいことはよく知られていますが、痛風発作が起きなければ、尿酸値は高いままでよいのでしょうか?
 最近、高尿酸血症は、高血圧・高脂血症・糖尿病・慢性腎臓病を合併しやすいことがわかってきましたので、次の①~③に思い当たる方は医師に相談されることをお勧めします。
 ①痛風発作を起こしたことがある。②発作はないが、尿酸値が8.0以上で腎障害、尿路結石、高血圧、狭心症、糖尿病などがある。③発作がなく尿酸値が9.0以上である。
 高尿酸血症治療薬には、尿酸合成をおさえるアロチーム、尿酸を体外に出しやすくするユリノームなどがあります。また、副作用として尿酸値を上げる薬もありますので、医師・薬剤師にご相談ください。
 日常生活では体重を減らし、アルコールとプリン体を多く含む食品(レバーなど)を控え、適度な有酸素運動を取り入れてください。

 

Date : 2011年9月 3日 12:23 |Category :薬剤師一口メモ |ページのトップへ

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