アルツハイマー型認知症について
認知症とは、「脳や身体の病気が原因で記憶・判断力等の障害がおこり、普通の社会生活が困難になる状態」で、いくつかのタイプに分類されます。そのタイプの中にアルツハイマー型認知症があり、認知症全体の6割を超すと言われています。この認知症は、脳の神経細胞が減って、小さく萎縮してしまうために症状が出ます。症状としては、ひどい物忘れ、判断・理解力の衰え、時間・場所がわからなくなる、人柄が変わる、強い不安感、意欲がない等があります。      
 このような方の生活の支援として、(1)よりよい介護環境(2)暖かい気持ちでの適切なケア(3)薬物治療が挙げられます。
 薬物治療として、脳内の神経伝達物質アセチルコリンの分解を抑えて、神経細胞の働きを強め、認知症の進行を遅らせるドネペジル塩酸塩(商品名 アリセプト)があります。副作用としては、吐き気などの消化器症状、不整脈が起こることがあります。また、最近になって、新しい薬が開発されてきています。
 いくつか思い当たる症状・行動など気になることがあれば、早めに医療機関に相談しましょう。
Date : 2011年7月 1日 23:40 |Category :薬剤師一口メモ |ページのトップへ

アーカイブ