薬害イレッサ 東京訴訟

 3月23日、2月の大阪地裁に続いて東京で、抗ガン剤「イレッサ」を販売したアストラゼネカ社と国とを相手取り、副作用で死亡した患者3人の遺族がおこした訴訟の判決がありました。

 大阪地裁判決は、国の責任を認めませんでしたが、今回は、国に対しては監督責任を、アストラゼネカ社に対してはPL法上の責任を認め、原告勝訴になりました。

 国は控訴を検討しているとも言われていますが、夢の新薬として発売された肺癌経口治療薬「イレッサ」の薬害裁判で、国の責任が問われた事はとても大きな意味があります。

 私たち薬剤師は、新薬の治験段階での情報、市販後調査の情報をしっかりと捉え、メーカー側の情報を一方的に信じるのではなく、患者さんの訴えから得られる情報にしっかり耳を傾けて、副作用の予防・早期発見に努めたいと思います。

Date : 2011年3月28日 18:47 |Category :お知らせ |ページのトップへ

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