アレルギー学会参加報告

 2010.11月25日-27日に第60回アレルギー学会がありました。

 シンポジウムでは、吸入デバイスの選択の重要性についての講演がありました。カウンター付の製剤が発売されるようになり、医療従事者としては残数が見て分かるので便利になったと思っていましたが、患者にとってはその数字が見えなかったという例や、力がなくて吸入器具のカバーの開閉や薬のセットができない例などの報告がありました。

 さまざまな種類のデバイスが発売されている今、個人に合ったものを探してあげることも薬剤師のできることだと思いました。また、吸入薬導入時の指導に加え、2週間後に再度手技チェックを医師自身がしているという方もいるようです。本来薬剤師のする事ではないかと思いましたが、残念なことに、実際のアンケートで吸入器具を自身を持って説明できない、器具すら触ったことがない薬剤師がいることがわかったそうです・・・。

 岐阜県の一部の地区では医師会と薬剤師会が連携し、吸入手技チェックリストを作成し、医師から薬剤師にチェックを依頼、チェックの結果を医師にフィードバックするシステムを構築しているそうです。今後は、医薬・薬薬連携を取り、他職種で患者を診るということが外来においても普及していくことが期待されるいい取り組みだと思いました。

                                あおぞら薬局薬剤師 平本 のどか

Date : 2011年3月14日 13:35 |Category :研修 |ページのトップへ

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