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薬剤師一口メモ 2008/08/01

夏に流行るウイルス性結膜炎

ウイルス性結膜炎には、はやり目(流行性角結膜炎)、プール熱(咽頭結膜熱)、急性出血性結膜炎と呼ばれるものがあり、原因はウイルスの感染により起こります。主な症状は結膜(白目)の充血、目ヤニがたくさん出る、瞼が腫れる、目がゴロゴロするなどです。また、耳の前が腫れて痛くなったり、咽頭炎なども起こります。治療には特効薬はありませんが、炎症を抑える点眼やさらなる感染を予防するための抗生剤の点眼を使用します。治るまでには10日前後かかります。また伝染力があるので、目を触ったりせず、よく手を洗い、ペーパータオルを使用するなどして周囲のヒトに移さないように注意しましょう。点眼薬はさす前後は手を洗い、瞼やまつげに点眼薬の先が触れないように注意してさしましょう。

その他結膜炎には、細菌性、アレルギー性などがあり、どの結膜炎も見た目ではわかりにくいので眼科で診断してもらい、適切な治療を行いましょう。