床ずれ(褥(じょく)瘡(そう))について② 治療編

褥瘡の初期段階として皮膚が赤くなることがありますが、赤くなっていても褥瘡でないこともあります。赤い部分を指で押さえてみて

押しているとき:白っぽくなる

指を離すと:赤みがもどる(血流改善)

このようになれば褥瘡でないことが多いです。目安にしてください。

では治療編です。褥瘡の周囲は泡立てた石鹸で洗い水道水で十分洗い流すこと。しかし、再生しかけている傷口(肉芽)の部分を洗いすぎると細胞がダメージを受け、かえって治りが悪くなります。水も冷た過ぎない方がよいでしょう。消毒剤も細胞が再生するのを邪魔するため一般的には使用しません。しかし医師が必要と判断して使う場合もあります。褥瘡の進み具合で適切な薬を選ぶ。ここは薬剤師の出番です。よく使う塗り薬を紹介します。①ネグミンシュガー:体液が多く出て炎症がある時、②アクトシン:細胞再生を助けたい時、③ブロメライン:黒くなった部分を溶かせたい時、など使い分けて治療を進めてゆきます。栄養を取ることも大切です。たんぱく質が不足していると、治りもよくありません。亜鉛を多く含むココアを牛乳に混ぜて飲むこともよいといわれています。

詳しいことは医師、看護師、栄養士、薬剤師にご相談ください。

Date : 2009年5月20日 19:32 |Category :薬剤師一口メモ |ページのトップへ

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